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神戸空港開港:関西に3つ目、得をするのは誰なのか
今度新たに開港する神戸空港について各紙が相次いで社説を載せています。

日経新聞16日付「神戸開港機に政策転換を」では他の関西既存空港(関西、伊丹)との関連について当初の予定に触れ、われわれが知らなかった(わすれてしまった)「釈然としない思い」を伝えています。
以下に箇条書きにします。

  • 関空の最初の建設候補地は神戸空港の場所だった
  • しかし、神戸市は環境破壊などの理由で拒否
  • 関空は不便な立地に難工事で完成
  • その関空は1兆超円の債務返済めどがつかない、世界一高い着陸料、という悪条件のなか2本目の滑走路建設を強行した
  • 関空不振のなか新空港は地元神戸の需要を吸収することになる
  • 関空は伊丹空港の閉鎖が前提だった
  • 騒音問題で閉鎖を要求していた伊丹住民は関空開港と前後して一転閉鎖反対へ
  • その結果膨大な騒音対策費が投入され続けている

次から次へと前提がないがしろになっていったようです。計画段階から非難が寄せられたことは何となくおぼえていますが、自分たちが当事者でないとそのとき限りで忘れてしまいます。そしていよいよ供用開始の報道によって結果的に造られていたことを知るのです。

他紙は新空港誕生の経緯や国の空港政策はさておき"できたものはしょうがないが、さて今後はどうする"というポジションから論じはじめているようです。

産経新聞16日付「神戸空港 相互補完し共存の道探れ」はやや楽観的で、「肝要なのは国際的な空の需要の動向にあわせ役割を柔軟に変更することである。そのためにも三空港を総合的・一元的に運営する新しい方式が必要だろう。海外では複数の空港を民間企業一社で経営するビジネスモデルがすでに一般化している。参考にしたい」といっています。

産経新聞15日付「神戸空港 地元の期待は大きいが」は「空港維持が困難になった場合に備えて、閉鎖などの合理化策を想定しておく必要がある」と万一の場合の提言をしています。

いま地元は様々の過去のしがらみをいっとき忘れ、お祝いムード、ハレの気分が充溢していることでしょう。しかしどうみても杜撰な計画だったといわざるを得ません。次の日経の一節に集約されます。
「地元エゴに振り回されて既成事実を重ねたあげく、開港直前になって『役割分担』を言うのは一般国民の目にはいかにもむなしく映る。政府のすべきことは、過去の過ちをくりかえさぬための抜本的な空港政策の転換である。それこそが神戸空港を生かす唯一の道のはずだ」
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