I have something to say
わたしが近ごろかんがえていることを徒然なるままに...
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
麻原裁判:朝日新聞「控訴趣意書提出の遅れは大目に見ろ」
オウム真理教の「教祖」麻原彰晃こと松本智津夫被告の裁判が打ち切られそうになっています。弁護団が昨年8月末の期限までに控訴趣意書を提出しなかったからです。その理由として弁護団は「麻原はもうコワレテいるので裁判は続けられない」と主張していたのですが、実際は公判の引き延ばしが目的だったとみられています。
手続き上のルールを厳格に適用した裁判所によって結果的に目論見が失敗に終ったかたちです。

本日の東京新聞、読売新聞両紙の社説は同様に「控訴趣意書を期限内に提出したうえで、控訴審で松本被告の訴訟能力について争うべきだった」と述べています。弁護団の方針の誤りによって麻原当人からの弁明が全く聞けないまま、裁きの幕が閉じられようとしています。単なる作戦ミスでは済ませられないほどの大きな責任が問いかけられています。

一方、朝日新聞は、事件の重大性・特異性に鑑み少しくらいの提出遅れは勘弁してやれよ、とでも言いたいようです。
へんな例えを交えてこう述べています。

 もちろん裁判所も弁護団も真剣ではある。だが、はたから見ると、「宿題を出せ」「出さない」といがみ合う教師と生徒のようだった。

 生徒は「宿題が的はずれ」と言い張る。教師は「決まりは守れ」と怒りにかられ、生徒を落第処分にしてしまう。生徒はぎりぎりになって宿題を出すと言ったが、手遅れだった。教師の出方を読み間違えたのだろう。

 しかし、ことの核心は、書類の未提出という手続き上の問題ではない。地下鉄や住宅街に劇物や毒物をまいた首謀者として一審で死刑を宣告された人物がいま、訴訟に耐えられる精神状態かどうかの争いが背景にあるのだ。

(中略)

 異議申し立てを審理する裁判官には、控訴趣意書を正面から吟味してもらいたい。趣意書に法律家としての誠意が見られるなら、控訴審を開く方向に軌道を改める余地もあるだろう。

しかし、裁判所での論戦そのものではなく、あくまでも手続き上のミス(それも意図的になされたもの)なのですから、いくら前代未聞の大犯罪であろうとも、そのことを理由にルールを変えるべきではないと思います。
そして、この場合その責はもちろんのこと弁護団に帰するものなのです。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。