I have something to say
わたしが近ごろかんがえていることを徒然なるままに...
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
朝日新聞が名人戦を毎日新聞からM&A?
将棋の第64期名人戦がたけなわのいま、主催が現在の毎日新聞から朝日新聞へ移行?という事態が"勃発"しています。

日本将棋連盟は12日棋士会を開き、平成19年度に予選が行われる第66期名人戦から上記のとおり主催社を移行するとした案を提示したそうです。
その際の様子をSankei Webは"毎日「名人戦守ります」朝日と交代 将棋連盟に撤回要求"で「『慎重に進めてほしい』などの意見が出たが、強い反対はなかった」と報じています。対してMSN毎日インタラクティブ"名人戦主催を毎日から朝日に移す提案 日本将棋連盟"では「『理事会だけで進めていいのか。手続き上の問題もある』『もっと時間をかけてやるべきだ』との声が上がるなど、決定に対する異論も出た」という表現になります。死守したい当事者としては当然ともいえる論調ですが。

この名人戦の主催は過去にも毎日・朝日両社の間で行き来した歴史があるようです。

  • 1935年 :東京日日新聞(現・毎日新聞社)が創設
  • 1950年~:朝日新聞主催
  • 1977年~:毎日新聞主催

産経でも指摘していた毎日新聞の"「毎日の名人戦」守ります"――編集局長名による異例ともいえる声明文ですが――を読むと正論を述べているように感じられます。

将棋連盟のいう主催社移行の理由は契約金のアップによる(俗にいえばカネに目が眩んでの)ものなのですが、以下に引用する毎日の主張はその非を突いています。

 毎日新聞は将棋連盟と名人戦の契約書を交わしていて、これには来年度以降も契約を継続する、と明記しています。ただし書きで「著しい状況の変化などで変更の提案がある場合は両者で協議する」となっています。

 「著しい状況の変化」とは、たとえば将棋連盟から棋士が大量脱退して経営が立ち行かなくなったとか、毎日新聞が契約金を払えなくなった場合を意味し、他社の新契約金提示などの介入はそれには相当しないというべきでしょう。

また朝日の非道義的な態度についての主張にもうなずけるものがあります。

 30年前、朝日新聞と連盟の契約交渉が決裂しました。この時は、連盟がそれを公表したことを受け、毎日新聞は復帰交渉に入ることをあらかじめ朝日新聞に通告したうえで連盟と契約しました。毎日新聞はきちんと手順を踏んだのです。

 ところが今回の契約解消通知は、私たちにとりまさに寝耳に水でした。将棋連盟から契約金の値上げなど契約の変更要請は一切なく、朝日新聞からはいまだに何の連絡もありません。長年、共同で事業を営んできて、しかもその運営には何の不満もなかったパートナーに対して、社会通念上も許されない行為と言えるでしょう。

M&Aの変わり種ともいえる今回の争奪戦ですが、部数の増加や企業イメージに少なからず寄与するとはいえ、基本は文化面での支援なのであり、非情さで押す企業買収とは自ずから別のものであるはずです。
ましてや、カネにものをいわせて買収、拡大したライブドアを非難しなかった新聞社はなかったはずですが、もし毎日新聞の言い分が事実だとすれば、朝日新聞はその自らの主張にもとることになるのではないでしょうか。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。