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福井日銀総裁:寄付してから辞任となれば「泣きっ面に蜂」では
福井俊彦日銀総裁の村上ファンドへの一千万円の投資について、論調の異なる二紙の社説を比較してみます。

一方は東京新聞"福井日銀総裁 疑問は深まるばかりだ"、他方は日本経済新聞"信頼回復へ福井総裁の試練"
東京は世論の主流ともいえる糾弾派ですが、日経はタイトルの「試練」が示すように「これしきのことを乗り越えられなくてどうする」といったトーンの応援派です。

【儲けた利益千五百万円について】

東京

国会で収益について「大した額ではない」と説明していたが、普通の感覚では「ぼろもうけ」に近いといわざるをえない。
まして、日銀はこの間、ゼロ金利と量的緩和政策を続け、普通の人はほとんど利息収入を得ていない。国民に低金利を求める一方で、日銀総裁が一部の人しか投資できないファンドで、ぬれ手であわに近い荒稼ぎをしていたとあっては、日銀への信頼が失墜するのも当然である。


日経

金融緩和策で預金金利が極めて低い時期に自らは巨額の利益を得ていたのは問題だという声もある。だが、ファンドへの拠出は元本割れのリスクが伴うことなども考えれば、そうした批判は必ずしも当を得ていない面がある。

【福井総裁を擁護した政府について】

東京

政府に日銀が借りをつくった形になって、市場と世間が日銀の独立性に疑問を投げかける結果を招いた責任は重い。


日経

政策運営では日銀の判断を貫いてほしい。ゼロ金利解除は当面の試金石だ。政府・与党の意向をくみ、意に反していたずらに遅らせるようでは困る。

【今後のとるべき態度について】

東京

会見では、総裁自身が「よく分からない」と答える場面もあった。真相解明が必要だ。「元本と利益は寄付する」と総裁に言われても、これで幕引きにはできない。


日経

総じていえば、野党のように「辞任に値する」と断じるほどの根拠は現時点ではないのではないか。
行動によって日銀の公正・中立さを証明するのが、信頼回復への最良の方法である。

元利とも寄付するとのことですが、寄付行為に転じた心情がよくわかりません。いかにも場当たり的、目くらまし的な行動に見えます。さも反省しているかのようなポーズに思えるのは穿った見方でしょうか(寄付は辞任しないこととのバーターなのか。辞任となれば寄付もナシとなるのか)。実際二千万超という"巨額"をポンと手放すつもりなのでしょうが、それについては恐れ入ります。
すでにダーティーなイメージはついてしまいました。それでも「職務を全うしたい」というのはたんに地位に汲々とするのとは異なる、もっと崇高な気持ちからなのでしょうか。われわれ庶民がうかがい知りえるところではありません。

最終的には辞任せざるを得ない状況に追い込まれるような気がするのですが。
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