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W杯閉幕:スーパースター、必ずしもフェアプレーヤに非ず
イタリア優勝で幕を閉じた2006FIFAワールドカップ・ドイツ大会。しかし、話題の中心は勝敗よりもジダン(Zinedine Zidane)の「頭突き事件」に集中しています。1日経過して出てきた情報から知り得たことなどをまとめておきます。

まず、ジダンはいままでクリーンなタイプのプレーヤだったのか、というとそうではなく、"Zidane mystery remains unsolved" (ESPNsoccernet)によると

  • 1998年WCフランス大会、サウジアラビア戦で相手を踏みつけ2試合出場停止(準々決勝から復帰。優勝はしたがこの時もチームに"迷惑"をかけていた)

  • 2000年ユベントス在籍時、チャンピオンズリーグのハンブルガーSV戦。スライディングしてきた相手への頭突きで5試合出場停止(ユーベ、グループリーグ敗退)

という「実績」があり、1998年優勝当時のフランス代表監督ジャケ(Aime Jacquet)もジダンについて「時としてカッとし、自制できなくなる」と評しています。


頭突きの原因は何だったのか

リプレイでも明らかなように、イタリアDF・マテラッツィ(Marco Materazzi)が何か言ったことへの反応だったことは確かです。では、その内容はどういうものだったのでしょうか?"ジダン頭突きの原因 さまざまな憶測広がる"(MSN毎日インタラクティブ)にはこうあります。

 イタリアのマテラッツィ選手が暴言を吐き、ジダン選手は怒りを抑えられなかったとの見方が支配的だ。その暴言の中身について、フランスのニュース専門テレビLCIの記者は「人種差別的な内容、あるいは家族に関する内容だったのではないか」との推測を紹介。ジダン選手はアルジェリア系移民の家庭に生まれた事実が念頭にある。

 フランス公共ラジオによると、ブラジルのテレビ局は読唇術の専門家の分析として、マテラッツィ選手がジダン選手の姉を侮辱する発言を2回繰り返したとの見方を伝えた。侮辱されたのは母親との憶測もある。

 AP通信は、イスラム教国アルジェリアにいるジダン選手のいとこの話として「テロリスト」呼ばわりされたのではないかというフランス語の記事を配信した。英紙ガーディアンも同様に「マテラッツィがテロリストと呼んだ節がある」と情報源を明示せずに伝えた。(共同)

両人ともいまのところダンマリを通していますが、今朝聞いたニュースでは、ジダンの代理人の言として、近日中に本人から説明があるだろう、とのこと。是非その実現を待ちたいと思います。

いずれにしても、1994年WCアメリカ大会でドーピングにより大会から追放されたマラドーナ(Diego Maradona)と同程度に、スーパースターとしての晩節を汚すものとなってしまったことは間違いありません。


頭突き→退場にも関わらずMVPとは

記者の投票で決まるという最優秀選手(adidas Golden Ball)ですが、なぜあのような"愚行"を犯したジダンに票が集まったのか不思議なところですが、じつは「競技場の記者席などに配布してあった投票用紙をFIFAのスタッフが回収するのは決勝戦のハーフタイム。延長後半5分のジダンの頭突きは投票には反映されなかった」(Sankei web "MVP“投票”ハーフタイム中")という背景があったようです。

そもそも事前にノミネートされていた10名の各プレーヤ、その時点では一発レッドカードのようなラフプレーをしていなかったことは言わずもがなです。チームの勝利への貢献度だけでなく、FIFAが推進するフェアプレーの精神にも反していなかったからこそ選出された候補者だったでしょう。そのなかのひとり、それも世界有数のスーパースターが、まさか栄えあるファイナルであのような行動にでるとは、投票権を持つ記者はおろか誰にも想像できないことでした。

「受賞者は毎年12月にFIFAが開く年次表彰式に招かれるが、シャイで律義なジダンの性格を考えると、辞退するかもしれない」(同上)とありますが、ジダンには、せめてもの罪滅ぼしとして(授賞式の欠席という意味の辞退ではなく)是非受賞を返上してもらいたい、それも熱気冷めない今のうちにです。そうすれば得票2位だったカンナバーロ(Fabio Cannavaro)とイタリア国民は優勝とダブルで喜び合えます(以下と同じ轍を踏まないように。2004年アテネオリンピック、ハンマー投げ優勝ハンガリーのアヌシュのドーピングにより繰り上げ優勝となった室伏広治。この裁定まで1週間以上を要しており、室伏自身喜び半分だった。「本当は直接、表彰台で受け取りたかった」)。
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