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「Game of Shadows」:ボンズまたも大ピンチ
シーズンインを間近に控えたMLBでまた薬物問題が再燃しているようです。一時、大いに疑惑がもたれていたボンズ(Barry Bons)やジアンビ(Jason Giambi)などがBALCOスキャンダルに関連して証言をしていました(2003年12月のことらしいのですが、そんなに前でしたか)が、MLBは総力をあげて調査することもなく知らないうちに立ち消えになった印象がありました(その後ドラックテストは強化されたようだが)。

それが今週、アメリカで"Game of Shadows"というBondsのステロイド使用を暴く本の抜粋(本体発売は3月27日発売)がSports Illustrated誌に載ったことで、WBCの騒ぎどころではないような様相を呈しています。

New York Timesの"Jealousy Led Bonds to Steroids, Authors Say"から一部をまとめてみます。

  • 薬物使用のきっかけは1998年のホームラン新記録をSammy Sosaと争い勝利したMark McGwireへの嫉妬から。このホームラン争いの"騒動"で自分の存在がかすんでしまったことで頭にきていた
  • このときMcGwireが勝ったのは「白人だから("They're just letting him do it because he's a white boy,")」であり、負けたSosaについては「(MLBがラテンアメリカ人に)勝たせるわけがない("they'll never let him win.")」とガールフレンドに話す
  • この本の出版によりコミッショナーBud Seligはこの問題についてBondsと話し合うことを余儀なくされるだろう
  • もし書かれていることが事実ならば、Bondsが打ち立てた伝説的な記録(2001年、McGwireを超えた年間73本のHRも含め)がそのまま記録として残るかあやうい
  • Seligはこれらの記録についても詳しく調査することを求められるだろう
  • この暴露記事がWBCのアジアプール以外の開幕日に当たったため、選手たちは自国のために張り切っていたのに、Bondsに関する質問で腰を折られることになった
  • 1999年シーズン、SFへビジターでSt. Louis Cardinalsが来ていたとき、McGwireへの殺到を避けるためバッティングケージの回りをロープを張って群衆を制限していた。それをみたBondsは非常に腹を立てた。ここはホームグラウンドなのに「おれの家じゃないな("not in my house")」
  • 1999年シーズンを迎える頃には体重が210パウンドから225へ(15パウンド=約6.8kg)。春のキャンプでは別人のような体格のBondsのことを「超人ハルク」と呼んだ

本編が発売されればこれ以上のことが詳細に書かれていることは想像に難くありません。組織としてのMLBも矢面に立たされるでしょう。
最悪このままBonds引退ということにもあり得ると思います。ステロイド使用前までの実績だけで将来の殿堂入りは間違いなかったのに、何故、という記事も見かけられました。実際、彼の殿堂入りは微妙なものになりそうです。しかし激しい闘争心やスーパースターとしての誇りが自分以外にスポットライトが当たることをどうしても許すことができなかった、という気持ちもわからないではありません。

あえてだとは思いますが、開幕に合わせてきたこの本の発刊はWBCの余韻もシーズンインの華やかさも一気に吹っ飛ばすことになるかもしれません。
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