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MLB開幕前夜:今年はA'sの「マネーボール」ぶりをしっかり見る
かなり遅ればせながら、先月の文庫化を機にマイケル・ルイス著「マネーボール(MONEYBALL)」(ランダムハウス講談社)を読みました。
リアルタイムで現地アメリカの話題沸騰ぶりを知って興味をもっていましたし、翻訳版が出たときも早速読みたかったのですが、貧乏性なものでそのうち古書店ででも探そうと思っていましたがそのままになっていました。文庫版の広告を新聞紙上で見て喜んだのは無論ですが、文庫化の予想外の早さにいささか驚いたのもたしかです。

ちなみに日本語版単行本の刊行が2003年3月、文庫版で解説を書いている丸谷才一氏による書評が毎日新聞に載ったのがそれから1年以上経た2004年5月だったようです。

内容は期待に違わず読み応えのあるものでした。カネのない球団だったからこそチャレンジできた手法だったのでしょうし、さらにビリー・ビーン(Billy Beane)という強烈な個性と実行力がなければとても実現できなかったことでしょう。野球の、今までとは異なる側面からの見方を提示されたわけですが、わたしもそれに則した見方を実践してみたいのですが、さすがにデータの分析までの根性はありません。しかし、とくにA's戦はまず出塁というものにこだわっている様子をたしかめるところから始めてみようと思っています。

ところで、2002年オフ、ビリー・ビーンとレッドソックスの契約がサインを残すのみという状況まで進んでいたとは初めて知りました。最終的にそれを翻し"貧乏球団"に戻ったビーンはおよそアメリカ的でない経営者と言わざるをえません。日本のような義理人情の感覚から生じた行動ではないと思いますが、自身のサラリーや球団の規模から言えば、世間からは「もったいないことをして」としてしか見られないことなのです。(その後レッドソックスはビーンのフォロワーといえるセオ・エプスタイン[Theo Epstein]を起用)

本作の数々のエピソードでいとも簡単に触発されてしまった身としてひと言だけ言うとすれば、今シーズンのMLBの見方は(例年どおりの)アンチ・ヤンキースと並行してアスレチックスの応援という2本柱で行こうと決めました。

ここでは文中に登場していたプレーヤ、関係者の何人かの「その後」を記しておきます。

ジェレミー・ブラウン Jeremy Brown
2002年ドラフトで入団した"でぶ"。いまだAtheletics傘下にあるが一度もメジャー経験はないようだ。今シーズンの開幕ロースターにも名前なし

スコット・ハッテバーグ Scott Hatteberg
「第8章 ゴロさばき機械」に登場。今シーズンはフリーエージェントでCincinnati Redsと契約

リカルド・リンコン Ricardo Rincon
「第9章 トレードのからくり」に登場。今シーズンはフリーエージェントでSt. Louis Cardinalsと契約

チャド・ブラッドフォード Chad Bradford
「第10章 サブマリナー誕生」に登場。2005年Boston Redsoxを経て、フリーエージェントの今オフNew York Metsと契約

ケビン・ユーキリス Kevin Youkilis
ここ3年ほどBostonを応援してきた身としてかれはもちろん知っていたが、これほどビーンが欲しがっていたプレーヤだったとは。今年はいよいよレギュラー(ファースト)定着か

ポール・デポデスタ Paul DePodesta
ビリーの右腕(パソコンを駆使してのデータ解析)。2004年LA DodgersのGM就任。2005年シーズン後チーム成績不振で解雇

Athleticsは今回のオフシーズンもお得意の掘り出し物探しに精を出したようですが、最大の出物はあの"The Big Hurt"ことフランク・トーマス(Frank Thomas)でしょうか。1年50万ドルという破格の安値で買いたたいています(ちなみに松井秀喜は4年5,200万ドル!!)。近年は故障続きですっかり音沙汰なしでしたが、心機一転再生なってもう一花咲かせてもらいたいものです。
さあいよいよ開幕です。A's、がんばっていきましょう。
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