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いま佐瀬稔のようにスポーツを語れる人はいないのか
昨日は「話題のアンテナ 日本全国8時です」月曜スポーツコーナーのレギュラーゲスト永谷脩氏の"悪口"に終始してしまい、肝心の佐瀬稔氏に触れずじまいでした。

あくまでも本業であるライターとしての著作を読んだわけではなく、副業であるラジオでのコメントを聞いての主観ですが、(前回も言ったように)永谷氏のネタのほとんどがプロ野球であるのに対し、佐瀬氏の場合は月曜スポーツコーナーと銘打つに足る多岐に渡るスポーツを取り上げていました。MLB、NBA等のアメリカのメジャースポーツからボクシング、陸上などにも精通していました。

そして「まず日本人、日本チームの話題が第一」という態度ではなく、国の内外を問わず、個々のアスリート本位に捉えようとした結果でしょうか、話題の対象がワールドスポーツに広がるのは自然の成り行きだったのかもしれません。
ひとことでいえば、15分間に満たない番組の密度が今とは段違いに濃かったのです。内容は非常に蘊蓄(うんちく)に富むものでした。

永谷氏お得意分野の日本のプロ野球に限ってみても、永谷氏はおそらく取材を通じて(元)選手や(元)監督など球界人にガッチリ結びついているからでしょうか、それとも海外のスポーツ経営事情に疎いためでしょうか、日本球界、特に体制への批判的なコメントを耳にすることはほとんどありません。球界全体の巨人頼みの体質、親会社支配の弊害やMLBに見習うべき運営形態、細かい所ではフェンスの金網撤去などファン本位の考え方等々、玉木正之氏に代表される主張を佐瀬氏もしばしば提言していたものです。

今年もそうです(そうでした)が、オリンピック、FIFAワールドカップなど世間の目が集まるビッグイベントが近づくと(もちろん始まってからも)多くの場合日本チーム、日本人プレーヤのことしか語れない――盲目的に日本有利という方向へ無理に誘導したり、「絶対に負けられない」という無意味なフレーズを使ったり――マスコミの風潮のなか、佐瀬氏は広い視野、冷静な態度で、世界との埋めようがない差があれば率直に語っていたような気がします。

と、佐瀬氏を懐古しているといえ、前述のように、わたしがラジオ以外で佐瀬氏の著書を自ら進んで読んだことはありません(Numberなどで知らずに読んではいたかもしれませんが)。
1998年5月、65歳で亡くなったそうですから、存命であればまだまだ活躍していたかもしれません。1998フランス、2000シドニー、2002日韓、2004アテネ、そして今回2006ドイツではどんな話をしてくれたでしょうか。聞けなくてとても残念です。
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