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わたしが近ごろかんがえていることを徒然なるままに...
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サンマ漁船転覆事故で「イスラエル」をかんがえた
先月末に報じられた北海道根室沖でのサンマ漁船転覆事故ですが、その後わたし自身がいままでいだいていた認識を変えるような展開をみせました。
というのは「イスラエル」という国についてです。
この国でまず連想されるのはパレスチナとの長年の紛争です。なんどとなく国際世論が和平を唱え仲裁にたっても、「目には目を」をくりかえし憎悪の連鎖を断ち切ろうとしない軍事強国というイメージが漠然とありました。(しかし北朝鮮のような独裁国家ではなく、人々の生活水準は高い、という認識もありました)

当初、イスラエル船ではないかと報じられた時点で、SankeiWebには次のように書かれていました。

≪特定できても捜査権なし 公海上の外国船≫

 北海道根室市沖でサンマ漁船が転覆し7人が死亡した事故で、韓国の釜山港に入港していたイスラエル船籍の大型船に当て逃げの疑いが1日、浮上した。しかし、現場海域は公海上のため、外国船には日本に捜査権がなく、特定したとしても刑事責任は問えない。

 1997年に釧路沖の公海で、サンマ漁船が当て逃げされ3人が死亡した事故では、釧路海上保安部が衝突したリベリア船籍の大型貨物船を特定した。「公海上」と「外国船」が壁になり、任意で関係者から事情聴取したものの、船長らは衝突を否定。結局、刑事責任は問えなかった。

ですから先にあげたイメージから、イスラエルなら「逃げを決め込む」可能性が大のように思われたのです。
ところがイスラエル船と確定されるや捜査に協力的であるばかりでなく、船会社の社長が謝罪のため来日し、一週間近く「行脚」をしているのです。昨日は亡くなった犠牲者の元を訪れ仏壇の前で数珠まではめて拝んでいる様子が報じられていました。また遺族一同と会した場面も映されていましたが、遺族側は(中国・韓国などでよくみられるような)泣き叫んで詰め寄るようなことはありませんでした。これも船会社の迅速な対応と真摯な態度が感じられたからではないでしょうか。

以上が、イスラエルのいち船会社社長の行動とはいえ、かの国を好意的に見るようになった経過です。(北朝鮮のように国家ぐるみで「しらばくれ」ようとはしなかったのです)
と、おもっていたら今日の産経新聞の社説でわたしと同様の感想を述べています。
一部を抜粋して掲載します。

【主張】イスラエル船 補償交渉にも誠実さ示せ
(略)
 事故はきわめて遺憾であり、原因究明を急がねばならない。ただ、北側一雄国交相が「その後の行動は誠実」と語ったようにイスラエルの船会社の対応は迅速に映った。コンテナ船の捜査に関しても、海保の調査を認めた。こうした事例は国際的なルールがないだけに、イスラエル側の法順守の姿勢が読み取れる。
(略)
 ただ、公海上の事故だったことから捜査権はイスラエルにあり、海保による捜査は難航も予想された。なぜなら、近年、日本の海域では海運事故でシーマンシップにもとる無責任なケースが横行しているからだ。

 その典型的な例が平成十四年十二月に発生した北朝鮮の貨物船「チルソン号」が、茨城県日立港の防波堤に座礁した事故である。

 船体を放棄したまま、船長ら乗組員はさっさと帰国したほか、北朝鮮の船主は撤去費用などをいっさい負担せずに、ほおかぶりする無責任ぶりだった。しかも、この船は保険に未加入のため、結局は六億五千万円もの税金を投入して撤去せざるを得なかった。

 現在に至るまで北朝鮮側から補償の意思は示されていない。

 日本周辺ではこうしたケースが少なくないだけにイスラエルの当たり前の対応が印象深いものになるわけだ。
(略)

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