FIFA World Cup 2006のヨーロッバ予選のグループ内のリーグ戦が終了し、まずは各グループ1位の8チームと2位チームのうち上位の2チーム、計10チームの本戦進出が決まりました。ここで「2位チーム中上位の2チーム」とはどうやって決まるのかがわかりませんでした。グループ構成が6チームのものと7チームのものが混在していますので、当然7チームのグループのほうが試合数の多い分勝ち点が増える可能性が大なのです。
そこでネットで調べてみると、「1位との直接対決の結果で決まる」というのがありました。しかし下のケースに当てはまりません。
結果はポーランドが「2位チーム中上位の2チーム」に入った
さらに調べていってとうとうわかりました。やはり本家本元のFIFAの情報がいちばんです。"An armchair guide to who goes tdrough"に書かれている内容を要約します。
グループ | 順位 | チーム | 勝点 | 対1位チーム |
---|---|---|---|---|
2 | 2 | トルコ | 23 | ウクライナに1勝1敗 |
6 | 2 | ポーランド | 24 | イングランドに2敗 |
さらに調べていってとうとうわかりました。やはり本家本元のFIFAの情報がいちばんです。"An armchair guide to who goes tdrough"に書かれている内容を要約します。
- 7チームのグループは最下位をカットし、6チームでの対戦で再集計します。その上で各組2位チームの勝ち点を比較し、ベスト2チームを選びます。 上のトルコの例をとるとグループ内の7位はカザフスタンで、トルコはそこに2勝してますので6チームでの勝ち点は 23-3x2=17 となります。
- それでも決まらない場合は、「フェアプレー」の度合いが参照されます。これは"disciplinary points"―「懲罰ポイント」とでも呼べばよいでしょうか―を算定するもので、内容はイエローカード1ポイント、レッドカード2ポイント、1試合の出場停止ごとに1ポイントととして合計の少ないチームが選ばれます。
- それでもまだ決まらない場合は、非情ながら「くじ引き」に委ねられます。
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